2024.10.23
学会発表
日本珪藻学会第43回研究集会 @滋賀県立琵琶湖博物館 レポート
探索
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Seed Bankは現状の微細藻類の培養株に満足することなく、常に新たな微細藻類を探索し続けています。
自然界には未知なる微細藻類がたくさん眠っています。
様々な環境に適応した微細藻類の調査・研究を続けることで、より良い微細藻類を社会に提供し続けます。
仮に、一つの微細藻類が産業利用されても、さらなる微細藻類を探索し続け、人類と微細藻類のより良い関係を模索することこそが最も重要な任務であると考えています。
そのような考えに共感して頂ける方々との共創こそが、弊社の最大の強みです。
微細藻類は陸上植物と同じように種(タネ)を作り出す種類が多く存在します。
Seed Bankのロゴマークも実は珪藻の種をモチーフにしています。
Seed Bankの独自技術の一つに、この種から培養株を作り出す技術があります。
海や湖の底には、水の中と比べて多種多様な微細藻類の種が溜まっています。
しかし、それらを分類し、目的の細胞を1細胞だけ取り出すには極めて高度な技術を有します。
弊社はこの技術を用いて、今まで世界で誰も成功しなかった様々な微細藻類の分離・培養を可能にしました。
また、弊社は微細藻類のなかでも特別な環境で育つ微細藻類『極限環境微細藻類』の分離・培養技術を有しております。
一般的な環境に生息する微細藻類を培養すると、バクテリアや繊毛虫などの微細藻類を餌とする生物の攻撃(コンタミネーション)を受けて、培養が上手くいかない場合が多く見受けられます。
これに対し、ある環境で特異的に育つ微細藻類は、コンタミネーションのリスクを大幅に減らしてくれます。
このような微細藻類は、屋外での大量培養の際に大変有利に働きます。
Q&A
SeedBankに微細藻類の探索を依頼する場合の費用は?
微細藻類の分離・培養の難易度により価格が異なります。
また、探索の結果、様々な培養株が作出され、その中からより良い(増殖速度が速い等)培養株を選び出す作業(スクリーニング)を施した場合も価格が異なります。
スクリーニングを行わない場合、1培養株につき約20万円の費用がかかります。
スクリーニングの費用は内容により異なります(約20万円〜)。
弊社が保有する培養株をご利用される場合、最も価格の低い培養株で約90万円から、高い培養株ですと1,000万円以上の培養株もあります。
非常に高額な微細藻類株ですので、まずは1年間のレンタル契約を結んで頂き、実際の産業利用の際に購入して頂くパターンが多いです。
微細藻類の探索にかかる時間は?
Seed Bankが保有する培養株から目的の微細藻類を探索する場合は、その目的にもよりますが概ね3ヶ月の時間を要します。また、弊社で保有していない培養株を作出する場合、概ね1年の時間を要します。
Actual results
餌料生物
としての
培養株のご提供
(水産餌料会社)
健康食品原料
としての
培養株のご提供
(一般企業)
研究素材
としての
培養株のご提供
(主に大学、国立研究機関)
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