2024.12.20
NOMの会
【開催報告】【第18回】植物と昆虫の葛藤と共生の軌跡
分離・培養と保存
Isolation & Cultivation
Isolation
自然環境中には、多種多様な微生物が混在しています。
SeedBankは、その中から、目的に応じた有用な微細藻類のみを取り出す独自の技術を持っています。
微細藻類の培養液中にバクテリア(細菌)を含む「有菌株」だけでなく、作出に高度な技術を要する「無菌株」(バクテリアを全く含まない状態)の微細藻類をご提供することも可能です。
有菌株と無菌株のどちらを選択したらよいのかについては、
よくある質問
をご覧ください。
Cultivation
分離した微細藻類は、適切な条件のもとで増殖させます。
温度やpH、光、培養液といった培養条件が不適切であれば、微細藻類は増殖が遅くなるばかりか、死滅してしまうこともあります。
SeedBankは、これまでに蓄積されたノウハウや最新の知見から、微細藻類ごとに適した培養条件をご提案いたします。
また、大量培養に必要な大型培養槽のご提供及び技術指導も行っております。
Backup of cultures
Seed Bankでは、ご提供した微細藻類をバックアップする体制を整えております。
微細藻類の保存には専門的な知識と技術が必要であり、適切な管理がなされなければ、増殖に異常を起こしたり、死滅したりしてしまうことも珍しくありません。
Seed Bankでは、ご提供後も微細藻類を保存・管理し、いつでも健康な状態で再提供できるよう準備しております。
また、お客様のご都合により微細藻類の維持が困難になった場合には、一時的にSeed Bankでお預かりし、維持管理をいたします。
Library
Seed Bankは、これまでの研究活動および事業活動において得られた多くの微細藻類株=微細藻類ライブラリを保有しています。
ライブラリの中から、お客様のご要望に応じた培養株を提供いたします。
SBライブラリには、珪藻、渦鞭毛藻、藍藻、クリプト藻、紅藻、緑藻、ユーグレナ藻、クロララクニオン藻、黄金色藻、ラフィド藻、ハプト藻といった全ての微細藻類分類群を保存しております。ライブラリの中から、お客様のご要望に応じた培養株を提供いたします。
さらに、培養困難等の理由で研究が進んでいなかった微細藻類からは、新たな有用成分が発見されることが期待されます。
有用成分の探索については、共同研究・委託研究も承っております。
Q&A
有菌株と無菌株のどちらを選択したらよいのか?
目的と種により異なります。有菌株では、微細藻類の生育が阻害されることもありますが、問題なく生育することがほとんどです。中には微細藻類とバクテリアが共生関係にあり、バクテリアを除いてしまうと微細藻類が増殖しなくなってしまうケースもあります。一方で、バクテリアの影響を排した微細藻類自体の特性を明らかにしたい場合や、遺伝子解析を行う場合には、無菌株が必要です。
ご利用目的をもとに最適なプランをご提案しますので、まずはご相談ください。
Actual results
餌料生物
としての
培養株のご提供
(水産餌料会社)
健康食品原料
としての
培養株のご提供
(一般企業)
研究素材
としての
培養株のご提供
(主に大学、国立研究機関)
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