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研究活動

2025.07.18

NOMの会

【開催報告】【第20回SB-NOM】珪藻ー最古の化石と環境解析への活用

さる7月12日に、京都大学楽友会館にて第20回SB-NOM「珪藻ー最古の化石と環境解析への活用」(講師:嶋田智恵子さん、加藤悠爾さん)が開催されました。

秋田を拠点に研究活動をされている嶋田智恵子さんのご講演は、北海道の地層から算出した日本最古級の珪藻についてのものでした。
化石珪藻の探索と記録は大変な労力と時間がかかる作業ですが、長年の研究の成果をハイライトで紹介していただきました。


高知大学の若手研究者 加藤悠爾さんのご講演では、海底堆積物中の珪藻化石から、南極大陸の周辺をめぐる海流の変化とそれに伴う環境変動を探る取り組みを紹介していただきました。
未だ研究例が少ない黄金色藻類の休眠期細胞(シスト)についてのお話もありました。


松岡顧問の開会宣言にもありましたが
SB-NOMの「NOM」は「North Osaka Micropaleontology」の略称で、
弊社顧問の松岡と原田が若手研究者時代に大阪で立ち上げた微古生物学(=Micropaleontology)に関する研究会が由来となっています。
(研究会後に参加者みんなで楽しく「飲む(NOM)」ことも重要な活動の一つです。)

今回はSB-NOM20回目の節目に微古生物学をご専門とするお二方を講師にお迎えすることができ、ご縁を感じています。
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