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研究活動

2025.06.07

NOMの会

【第20回SB-NOM】珪藻ー最古の化石と環境解析への活用(嶋田智恵子さん、加藤悠爾さん)

第20回SB-NOMの開催が決定いたしました!
今回は微古生物学をご専門とするお二人が登壇します。
ぜひご参加ください。

事前申込制です。
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第20回SB-NOM 珪藻ー最古の化石と環境解析への活用
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【日時】
 2025年7月12日(土)14:00~16:30(13:30受付開始)

【場所】
 京都大学 楽友会館(京都府京都市左京区吉田近衛町)
 2階 会議・講演室
 講演後には懇親会を行います。※詳細未定

【参加費】
 講演会・・・無料
 懇親会・・・有料 ※詳細未定

講演①:日本最古の珪藻化石(嶋田さん)

こんにちの水圏において最も成功した生産者である珪藻にとって、中生代は分類群としての成立期であり、この時代の化石記録を検討することは重要です。しかし日本列島は中生代化石の産出を著しく欠き、研究は絶望視されてきたところ、演者らによって、北海道北部の後期白亜紀の炭酸塩岩から保存の良い珪藻化石群集が産出することが明らかになりました。本講演では、これらの群集を紹介しつつ最近の古期珪藻化石研究を展望します。

★講師紹介
 嶋田智恵子(しまだちえこ)
 専門:微古生物学
  1989年 北海道大学理学部地質学鉱物学科卒業
  2000年 北海道大学大学院地球環境科学研究科修了 博士(地球環境科学)
  2000年 日本学術振興会特別研究員(国立科学博物館)
  2001年 Exchange visitor (Rutgers, The State University of New Jersey, USA)
  2003年~ 外来研究員(産業技術総合研究所地質情報研究部門)・客員研究員(秋田大学国際資源学部)・協力研究員(国立科学博物館地学研究部) など


講演②:南極の珪質微化石から探る地球環境変動(加藤さん)

海底に降り積もった泥(堆積物)には多量のプランクトン化石が含まれています。そのうち,南極大陸を取り巻く海「南大洋」は珪藻が特に多産する海域として知られています。これまで私は南大洋の珪藻化石を用いて環境変動史を探る研究に取り組んできました。本発表ではその一端をご紹介したいと思います。

★講師紹介
 加藤悠爾(かとうゆうじ)
 専門:微古生物学
  2013年 名古屋大学理学部地球惑星科学科卒業
  2018年 名古屋大学大学院環境学研究科修了 博士(理学)
  2024年1月より現職(高知大学 海洋コア国際研究所 講師)
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