2023.12.25
NOMの会
開催報告:12/23 第15回SB-NOM
先日12月23日に、京都 修学院の上田酒店にて第15回SB-NOMを開催いたしました。
弊社顧問・長崎大学名誉教授の松岡數充が「人新世とは? ―パリノモルフ群集からみた人新世境界前後の環境変化―」というテーマで講演を行いました。
「人間活動の痕跡が地質に刻まれる地質年代」として2002年に提唱された「人新世(The Anthropocene)」について、
人間の活動による水圏の富栄養化等が海底の堆積物中に含まれる有機質微化石=パリノモルフの群集構造の変化として地層に刻まれる様子を、
大村湾,別府湾,呉湾,大阪湾での豊富な研究事例から解説していただきました。
質疑応答では、分析手法についての専門的な質問から地球環境まで変えるようになってしまった人類はこれからどうしていくべきかといった哲学的な問いまで、様々なご意見を伺うことができました。
講演会後には、上田酒店のおいしいお酒と料理をいただきながら一年を振り返りました。
SB-NOMは、分野を越えた活発な議論の場として今後も定期開催していきます。
皆様、来年もどうぞよろしくお願いいたします。
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弊社顧問・長崎大学名誉教授の松岡數充が「人新世とは? ―パリノモルフ群集からみた人新世境界前後の環境変化―」というテーマで講演を行いました。
「人間活動の痕跡が地質に刻まれる地質年代」として2002年に提唱された「人新世(The Anthropocene)」について、
人間の活動による水圏の富栄養化等が海底の堆積物中に含まれる有機質微化石=パリノモルフの群集構造の変化として地層に刻まれる様子を、
大村湾,別府湾,呉湾,大阪湾での豊富な研究事例から解説していただきました。
質疑応答では、分析手法についての専門的な質問から地球環境まで変えるようになってしまった人類はこれからどうしていくべきかといった哲学的な問いまで、様々なご意見を伺うことができました。
講演会後には、上田酒店のおいしいお酒と料理をいただきながら一年を振り返りました。
SB-NOMは、分野を越えた活発な議論の場として今後も定期開催していきます。
皆様、来年もどうぞよろしくお願いいたします。